CNBLUEのBL小説ブログです。ヨンファ溺愛主義で、シンヨン&釜山ズ&ミニョヨンの話を書いています。

蒼き運命 -アオキサダメ- 10

2016年04月17日
蒼き運命 -アオキサダメ-(極道パロ) 0






キスを繰り返しながら寝室へ入り、二人はもつれるようにベッドへと倒れ込んだ。
上から真剣な眼差しで覗き込まれて、息が止まりそうになる。


「ヒョニ……」


ヨンファは覆い被さってくる男を切ない目で見上げ、頭を抱くように腕を回して唇を重ねた。
何度も角度を変えて求めてくる唇に応え、ヨンファも吸い返すと、濡れた舌が隙間から入り込んできて、口腔内を貪られる。
舌と舌を絡ませ合い、キスが深くなると、喉の奥から甘ったるい吐息が漏れた。


外ではいつの間にか本格的に雨が降り始めていたが、お互いに夢中になっていて、それすら気づいていない。
窓を叩く雨音に、二人の息遣いと布擦れの音が混じり、部屋は濃密な空気に満たされていた。


まるでタガが外れたように飽くことなく求められ、呼吸を塞がれ、声を封じられる。
巧みな口づけにすっかり思考能力を奪われてしまい、ヨンファは眩暈を起こしそうになった。


そっと瞳を開けると、覆うものがなくなった上半身に、欲望の色が滲んだ視線を注がれて、身体が熱を帯びていく。
目の前の鍛え抜かれた肉体に見惚れていると、再び肌と肌が密着した。
硬く盛り上がった胸板の感触が気持ち良くて、その重みを感じているだけで、不思議と安心感に包まれる。


広い背中に彫られた青い龍を撫でるように指先で触れると、慈しむようなキスが耳朶や首筋に落ちてきた。
喉元を彷徨っていたジョンヒョンの唇が、肩口から鎖骨を辿りながら、下へと移動していく。
その間にも厚みのある手のひらは、ヨンファの肌理の細かさを堪能しようと、身体のラインの隅々まで丹念に這わされた。


腰を撫でていた手が動いたかと思うと、胸に移ってきて、焦らすように小さな薄紅色の周りを指先でなぞる。
じわりとにじり寄ってくる感覚を何とかやり過ごしていると、ジョンヒョンはその反応を楽しむかのように両方の尖った箇所を同時に摘まんできた。
ビクンと全身を震わせると、ジョンヒョンは満足そうに双眸を細めて、低い声で呟く。


「可愛いな……」


聞き捨てならないことを言われて、ヨンファは睨むように見返して抗議した。


「ちょっ……お前……いつもと全然ちがう……っ」


普段のジョンヒョンからは想像できないセクシャルな一面を見せられ、ヨンファは信じられないものを目の当たりにしたように戸惑う。
今までまったく素振りすら見せなかった朴念仁のような男が、これほどまでに豹変するとは思ってもみなかった。
すると、唇が寄せられて、そっと耳に口づけられる。


「今まで知らなかったヨンファを全部見せて」


甘く掠れた美声に、神経が焼き切れそうになった。
舌先で擽るように胸の先端を舐めて、啄ばむように吸われると、そこからじわじわと未知の感覚が広がっていく。


「んぁ……あっ……っ」


できるだけ押し殺していたが、強く吸いつかれ、とうとう堪え切れない声が口をついて出てしまった。
それに気を良くしたのか、ジョンヒョンは念入りにそこを弄り始める。
交互に口に含まれ、優しく舌先で転がされ、左右の乳首を一緒に指先で捏ねくり回されると、強烈な刺激で頭がおかしくなりそうだった。


男でも胸で感じるのかと驚きつつ、指や唇で何度も愛撫されているせいで敏感になっているのか、小さな突起はちょっと触れられるだけで、ツキンと電流が走ったようになる。


胸を思うままに貪られ、いろんな刺激に身悶えているうちに、ジョンヒョンに下着ごとデニムを剥ぎ取られていた。
そして、自らもベルトを外しスラックスの前立てを開くと、そこは目を瞠るほど高ぶっていて、ヨンファは頭の中が沸騰しそうになる。
思わず目を逸らせると、下肢の間に手が伸びてきて、直接触れられてしまったらもう動けなくなった。


「待っ………んっ……ぅっ……」


形を変えていた箇所をやんわりと掴まれて、腰が大きく跳ねると同時に、絶対人に聞かせたくないような甘い声が溢れた。
こんな声は今まで出したことがない。
揉みしだかれて、濡れた音が部屋中に響く。
羞恥で身を捩るが、ジョンヒョンは一向にやめる気配がなく、先端の窪みや括れを指先で擦られて、切れ切れの嬌声が上がった。


「あっ、あっ……」
「どうしてほしい?」
「…………っ?」


ヨンファの反応を見ながら、突然真顔でそんなことを言われて、カッと全身の血が滾る。
初めての感覚に翻弄されて、どうしていいのか分からないのに、答えられるはずがなかった。
黙ったままでいると、再び慈しむような手つきで愛撫を施される。


「あ……っ」


敏感な部分を探られ上下に扱かれると、ぞくぞくとした快感が背中から這い上ってきて、ヨンファは仰け反った。
息を乱していると、有り得ないところに吐息を感じてギョッとする。
慌てて押し退けようと上体を起こすが、腰を強く掴まれて逃れることができず、温かい粘膜に包み込まれた。


「……っ、や、めろ……」


唇でなぞられたあと深く口に含まれて、背中からシーツに沈み込む。
敏感になっているところを舌先で舐められ、全体をきつく吸われて、たまらず喘ぎ声が零れた。


「んぁ…っ……ヒョニ……放…せ……っ」


懇願してみるが、艶っぽい声に煽られたのかジョンヒョンは動きを止めず、行為に没頭している。強くなっていく刺激にヨンファの頭の中は霞がかかり、盛り上がった肩を掴んだ指には力が入らず、もはやされるがままになっていた。


「我慢しないで出していい」


官能が入り混じった声を耳にしただけで、どうにかなりそうだった。
唇と指で気が遠くなるほど感じる部分を蹂躙され続け、散々ジョンヒョンに啼かされたヨンファはあっという間に追い詰められた。


「あっ……、んっ……!ん……」


腕で顔を覆い、ぐったりとしたまま荒い呼吸を繰り返していると、男の喉が嚥下する音を聞いて、冷や水を浴びせられる。
欲望の証が消えた先に愕然としていると、濡れた唇を拭い身体を起こすジョンヒョンと視線がぶつかった。
情欲の滲んだ目をしたジョンヒョンは、紛れもなく獣の顔になっていて、その鋭い眼差しに射貫かれて、喉が干上がりそうになる。


「馬…鹿……やめ…って……言っ…のに……」


居た堪れなくて、ヨンファが切れ切れの息遣いの合間に呟くと、「飲みたかったから…」と真顔で言われ、ますます困惑した。
汗で濡れた前髪をかき上げていると、腰の奥に手が伸びてきて、今まで異物を受け入れたことのないところを探ってくる。


「ヨンファ……」


咄嗟に腰が逃げそうになったが、狂おしいほどの欲望に掠れた声で呼ばれ、ジョンヒョンの求めているものが分かり、動きを止めた。
ここにいるのは強要されたわけではなく、ヨンファ自身が望んだからだ。


自分を欲しがっているのが、その眼差しからも見て取れる。
ひとつになりたいのだと熱っぽく訴えていて、思わずこくりと喉が鳴った。


女性とは複数と付き合ったが、男と経験したことはない。
自分の身体が受け入れるようにできていないことに、恐怖がないと言ったら嘘になる。
それでも、目の前の男に応えたいと、たとえ痛くてもいいから身体を繋げたいと、気持ちが溢れてきた。
頑丈な肩に手を回して引き寄せると、眦の上がった瞳を見つめながら囁く。


「……お前なら構わない」


その刹那、目を眇めてじっと見返してきて、唇に軽くキスをされると、愛撫が再開された。
ジョンヒョンの動きはひどく丁寧で、大切なものを扱うように時間をかけてゆっくりと解きほぐそうとする。


指だけで鈍い痛みと圧迫感があり、ヨンファの緊張を緩めるため、時折宥めるように口づけをされながら、辛抱強く中を探られた。
徐々に刺激を与えられているところが熱を孕み、今まで感じたことのない疼くような感覚が生じてきて狼狽える。
動きに合わせて漏れる声を噛み殺していると、その反応を見ながら指を増やされ、とめどない欲望が溢れてきた。


こんなものでは足りなくて、もっと強い愉悦を求めてしまう。
この男が欲しいと、急に胸を突き上げるような感情が込み上げてきて、これ以上は待てなかった。


「も……いいから……来い」
「だが、まだ痛いかもしれない」
「大丈夫…だから……」
「……本当にいいのか?」


そうこうしているうちに内部はますます熱く火照り、一刻も早くこの男と繋がりたいと、身体が激しく催促する。もう限界だった。


「いいって……早…く……っ」


息を呑む音が大きく響いたと思った瞬間、両膝に手をかけられ、ヨンファも自ら腰を上げて受け入れる体勢を取る。
それを愛しそうに見下ろされ、漆黒の双眸はより一層欲情を帯びていた。


「身体の力を抜いて……」


ジョンヒョンが息を詰めながら少しずつ腰を進める。


「あっ……は……っ」


ヨンファは白い喉を仰け反らせた。
指とは比べものにならないくらいの硬くて熱い高まりが押し入ってきて、苦痛の声が上がる。
奥歯を食いしばり喉から迸る悲鳴を必死にこらえるが、初めての行為はかなり辛く、圧迫感と想像以上の激痛が走った。
ゆっくりと中に押し入ろうとする存在に、身を竦ませながら目尻に涙が浮かぶ。


「……痛い?」


動きを止めて、ヨンファの首筋に唇を押しつけたまま、気遣うようにジョンヒョンが訊いてくる。自分も苦しいのか、眉間に皺が寄っていた。
ヨンファは一瞬躊躇したのち首を横に振ったが、すぐさま嘘を見抜かれて、精悍な貌がますます眉根を寄せる。


「無理しなくていい」


頬を引き攣らせているヨンファを心配そうに見て、奥まで進まず腰を引こうとするジョンヒョンに慌てる。
やめてほしくなかった。どんなに痛くても。
ヨンファは必死にジョンヒョンの背中に腕を回してしがみついた。
まるで青い龍ごと抱き締めているような、そんな錯覚に陥る。


「や…める…な……」
「しかし……」
「いい……この…まま……」


本気で心配してくれる存在を心底愛しいと感じ、痛みをこらえながら形のいい唇をじっと眺めていると、その意図を理解したジョンヒョンが温かいキスを落としてくる。
ヨンファは目の前の頭を掻き抱くようにして、口づけに応えた。


「痛くても……いい。……ずっと……お前が欲しかった……」


ヨンファが目元を歪めながらも受け入れようとすることに、ジョンヒョンは迷っているようだったが、その言葉に背中を押されて、時間をかけて慎重に身を沈めてくる。


「ヨンファ……。俺もずっと、ずっと……欲しかったよ」


長年聞きたかった台詞が、ヨンファの心に沁みた。
自分を熱っぽく見つめる野性的な美貌と目が合い、胸の奥から愛しい気持ちが込み上げてくる。
ジョンヒョンが喜んでくれるのなら、こんな身体などいくらでもくれてやる。
激しい痛みに気を失いそうになったが、泣きたくなるほど幸せだった。


「ずっと……こうしたかった……」


再び感慨深げに言われ、ひどく乱れた呼吸が、ジョンヒョンの興奮の高まりを伝えてくる。


「あっ……」


思わず零れた声を封じるように、再び呼吸を塞がれる。
執拗なまでに唇を貪られ、激しく求めてくるジョンヒョンについていくだけでやっとだった。


どのくらい時間が経ったのか、腰を控えめに回すくらいで浅いところにしか留まっていないことに違和感を覚える。
ヨンファの身体に負担をかけまいとしているのだろう。
中途半端な状態が続いていて、ヨンファの方が先に耐えられなくなって訴えた。


「ヒョニ……いいから……もっと……奥まで……」


ジョンヒョンの目が見開かれ、「痛かったら言って…」と断りを入れてから、前よりも体重をかけられる。
断続的に続く痛みに耐えつつ、何度も息を詰まらせながら身体の力を抜こうと努力していると、最奥までいっぱいに埋め尽くされ、頭の中が真っ白になった。


「……っ……ああっ……!」


裂けるかと思うほど押し広げられて、内臓を圧迫してくる。
苦痛と気持ち悪さが襲ってきたが、ヨンファは唇を強く噛み締めて、指先が白くなるくらいギュッとシーツを鷲掴んで耐えるしかすべはなかった。


気が遠くなりかけた時、ジョンヒョンが慰めるように瞼にキスをして、力んでいた手を解すように指を絡めてきた。
たったこれだけのことで、嬉しく思う自分がいて、痛みが少し和らいだような錯覚に陥る。
相手がジョンヒョンだから、この行為も耐えられる。
自分にとって、どれほど大切な存在であるかを、改めて気づかされた。


眦に溜まった滴を、ジョンヒョンの唇が優しく吸い取る。
その自然な仕草に、この男の本質を見たような気がして、また涙が出そうになった。


「このまま……さらっていきたい」
「さら…え…よ……」


そんなことができないことは、お互いよく分かっている。でも、言わずにはいられなかった。
愛を囁き合ったり、この先を約束するような言葉もない。
今だけ、この時だけでいいから、自分の気持ちに正直でありたかった。


ジョンヒョンのキスと手の温もりが心地よく、気づかないうちに身体から余分な力が抜けて、繋がっている部分に変化が訪れた。
腰の奥をゆっくりと抉られていると、次第に痛みの中に別の何かが芽生えてきたのに気づく。
言葉では言い表せないほどの悦楽が襲ってきて、全身に鳥肌が立つような感覚がヨンファの身体を包み込んだ。


「あっ……、や……あぁっ……」


痛みとともに繋がったところから湧き上がってくる快感になすすべがなく、ヨンファは
内壁を擦られる下肢が蕩けるようで、あられもない嬌声を上げていた。


突然、目の前で最愛の相手の痴態を見せられ、男の理性が崩壊したのか、急に動きが変わる。
ジョンヒョンがこんな風に余裕をなくす姿を、誰が想像できただろう。
年下なのに昔から大人びていて、何事にも動じないようなところがあったのに、今はまるで別人だった。


逞しい腕にきつく抱き締められ、眩暈を起こしそうになる。
自分に覆い被さって、抽挿を繰り返すジョンヒョンの愛しい背中を、ヨンファは抱き返した。
背中の刺青に爪を立てて、揺さぶられるまま男の名前を呼ぶ。


少しずつ近づいてくる精悍な顔にそっと瞳を閉じると、すぐさま柔らかい唇が重なってきて、胸の奥がじわりと温かいもので満たされていく。


「ヨンファ……ヨンファ……」


甘く切ない声で何度も名前を口にされ、ヨンファはたとえようのないほどの幸せを感じた。





To be continued





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haru
Author: haru
CNBLUEのBL小説を書いています。CPはシンヨン&釜山ズ&ミニョヨンです。ヨンファ溺愛主義でとんでも妄想ばかりですが、愛だけはぶっこんでいます。
話のトーンはほのぼの、甘々、コミカル、シリアス、切ない系。ハピエンオンリーです。
基本マイペースでランダム更新。妄想は思いつくまま、気の向くまま。R18の内容が含まれているため、未成年の方、苦手な方は閲覧にはくれぐれもご注意下さい。
尚、当ブログに掲載している作品はすべて私個人のオリジナルですので、模倣、転載等はご遠慮願います。

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