CNBLUEのBL小説ブログです。ヨンファ溺愛主義で、シンヨン&釜山ズ&ミニョヨンの話を書いています。

真夏の夜の夢

2016年03月14日
真夏の夜の夢 シリーズ(リーマンパロ) 4






リビングの時計が7時20分を指したのを見て、イ・ジョンシンは読んでいた新聞を片付けて、自宅を出た。
エレベーターの前に立ってボタンを押すと、1階で止まっていた階数表示が上へと動き出す。


ジョンシンが国内最大手の販促資材メーカーであるCN商事に入社して、今年で二年目になる。
会社から車で15分の距離にあるこのマンションで、ジョンシンは一年前から一人暮らしをしていた。


ここはかつてジョンシンの父親が仕事部屋として使用していたところで、他にもソウル市内にいくつかの不動産を所有している。
間取りが3LDKもあり、独身のジョンシンが住むには広すぎるが、会社や最寄駅にも近くて便利なことから、父に頼み込んで居住を許可してもらっている。


ようやく最上階の14階まで来たエレベーターに、ジョンシンは乗り込んだ。
昨日までは7時40分に自宅を出て車で通勤していたのだが、どうしても渋滞に巻き込まれることが多かったので、今日から時間を少し早めることにしたのだ。
それに伴い起床時間も前倒しになり、せっかく近くに住んでいるのに、あまり意味がないようにも感じるが仕方がない。


今日の仕事の段取りを頭の中で組み立てていると、エレベーターが9階で止まった。
ドアにガラス窓がついているため、人が立っているのが確認できる。
乗ってくることを考えてジョンシンは後ろに下がったが、ドアが開いた時、その男はスマホを見ていて、中に人がいることに気付いていないようだった。


「おはようございます」


そこで、ジョンシンが先に挨拶をすると、こちらを見るなり「うわっ」と大きな声を出して、有り得ないリアクションをされてしまった。
その男の上げた声に、逆にジョンシンは度肝を抜かれ、しばし絶句した。
こんな経験は初めてだった。


男は大きく目を見開いて、ジョンシンから視線を外さないまま驚愕の表情を浮かべている。
誰も乗っていないと思ったエレベーターに人がいたというだけで、これほどまでに過剰な反応をするものだろうか。
化け物でもあるまいし、それはいくらなんでも失礼すぎるだろうと、ジョンシンは内心ムッとした。


「あ…すみません。気付かなくて…」


ジョンシンの無言、無表情が効いたのだろうか。
その男はばつの悪そうな顔をすると、モゴモゴと謝ってきた。


「いいえ。気にしないで下さい」


本来なら、嫌味の一つぐらい言ってやりたいところだったが、そんなことをしても意味がないから、営業用の愛想笑いだけしておいた。同じマンションの住人同士、トラブルは回避した方がいいに越したことはない。


ジョンシンはもう一年以上このマンションで暮らしているが、この男を見かけたのは初めてだった。
年齢は自分と同じくらいだろうか。やけに綺麗な顔をした男だ。
身長はジョンシンより10センチほど低く、大きな瞳に細い鼻梁と赤みを帯びた唇が何とも印象的で、凛とした雰囲気を纏っていた。


類い稀な自分の容姿に自信を持っているジョンシンが、一瞬負けたか?と思ったほどだ。
スーツを着ているので、自分と同じサラリーマンだろうか。


なかなかお目にかかれないほどの美貌の持ち主なので、もう少し眺めていたかったが、男は正面を向いて先程と同様にスマホをいじり始めた。
ふと、その男の襟足が目に飛び込んできて、色白で見るからにきめ細かい肌にドキリとした。
今まで同性にそんな感情を抱いたことがなかったジョンシンは、かなり狼狽えた。
いくら綺麗な容姿をしていても、所詮は男なのにどうかしている。


それと、先程から一つだけ気になることがあった。
初対面のはずなのに、この男と以前どこかで会ったことがあるような気がしてならないのだ。


仕事関係を始めとして、自分が普段行きそうな場所を思い描いてみたが、一向に答えは出てこない。
他人の空似か、それとも芸能人の誰かに似ているのだろうか。
脳ミソをフル回転させて記憶を辿ってみるが、やはり駄目だった。
気分はスッキリしないが、思い出せないものは仕方ない。
そのことだけがずっとジョンシンの心の中で引っ掛かっていた。


ようやく1階に着くと、その男は左側のドアから出て行った。
ちょうど裏にある駐車場に繋がっているので、恐らく車で出勤するのだろう。
ジョンシンも同じく車に乗るため、ゆっくりとそのあとに続いてマンションを出た。










CN商事の本社は10階建ての自社ビルで、主に国内の食品飲料メーカーに多種多様な販促資材を納入している。
ジョンシンはその中でも5階の営業部営業一課に配属されており、食品メーカー担当の業務に携わっている。
入社して一年経つと仕事の全体像が見え、二年目の今年はやりがいや面白みを感じられるようになり、メーカーとの信頼関係も良好で、精力的に動き回れるようになってきた。


また、新規顧客の獲得なども積極的に行い、それが営業成績にも反映され、社内での評価もすこぶる高い。
それがジョンシンにとって自信に繋がるので、非常に良い相乗効果が生まれていた。


エレベーターを下り5階のフロアに辿り着くと、挨拶をしながら自分のデスクに向かう。
時刻はまだ8時前なので、人はまばらだ。
ジョンシンはパソコンを立ち上げてから、エレベーターのそばに設置してある自動販売機でホットコーヒーを買う。


コーヒーを飲みながらメールをチェックしていると、後ろからコツコツとハイヒールの響く音が聞こえてきた。


「おはよう。今日は早いじゃない、ジョンシン」


キム・ヨンソン課長の声にジョンシンはすぐさま挨拶を返した。


「おはようございます。課長が言われたように20分早めに自宅を出たら、渋滞に巻き込まれませんでしたよ」
「ほら、私の言ったとおりでしょう。車の中で無駄な時間を費やすぐらいなら、早く出社して仕事の準備や確認作業をした方が余程プラスになるわ」
「はい、いいことづくめですね」


まだ30代前半なのに、女性でありながら営業一課の課長に抜擢されたやり手の上司だ。
国立大卒で頭の回転が速く、仕事も相当できる。
気が強くて鋭い毒舌が口をついて出ることもあるが、自分の業務を遂行しながら部下の育成にもあたり、かなりの実績を上げて会社に貢献している。


入社当初からキム課長の元で仕事をしているが、重要なことだけ口を挟んできて、あとはジョンシンのやり方を見ながら大抵は任せてくれている。そのお陰で、上司の顔色ばかりを窺うような窮屈な思いをせず、伸び伸びと仕事に邁進できるのでとてもやりやすい。


女性ならではの視点と発想を生かしたマーケティング能力は群を抜いて高く、ジョンシンも日々勉強になることが多い。また、仕事以外の話も面白く、ジョンシンはこの部署で仕事をできることに喜びを感じていた。






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翌日もジョンシンは7時20分に自宅を出た。
10階を通過した時点でエレベーターの速度が落ち、止まる気配がしたので「もしや」と思ったが、案の定9階で止まり、昨日と同じ男が乗ってきた。


お互いに挨拶を交わしたが、今日は昨日みたいなことはなく、至って普通だった。
また一緒になったということは、恐らく自分と同じ几帳面な性格をしていていて、自宅を出る時間が毎日大体同じなのだろう。
ジョンシンが自宅を出る時間を早めたせいで顔を合わすようになり、男からするとかえって迷惑だと思われているかもしれない。


でも、ジョンシンはこの男と同乗するのは、不思議と嫌ではなかった。
衝撃の初対面をした昨日はかなりムカついたが、そのあとの対応は常識的だったし、今も感じ良く挨拶をしてきた。
ただ、相変わらず昨日と同様、スマホばかりをいじっているが……。


芸能人のような風貌をしている上、細身の身体が品のある上質のスーツをうまく着こなしていて、背筋を真っ直ぐに伸ばして立っている。この年齢でこれだけのものを着用していることから、かなりの高給取りだということが窺える。
金融業界か、もしくは商社かメーカーか、はたまた士業と呼ばれる職業なのだろうか。


つい後ろからあれこれと観察をしてしまい、ジョンシンはハッと我に返った。
自分もスーツには結構こだわりがあり、仕立ての良いものを身に着けるようにしているので、ライバル視してしまったのだろうか。


そんなことを考えていると、1階に到着した。
彼の足元を見ると高級そうな革靴を履いていて、足音を響かせながら先に出て行く。
その姿勢の良い颯爽と歩く後ろ姿に、ジョンシンは思わず目を奪われた。










会社に出勤すると、いつものようにメールチェックをしたあと、ジョンシンは今日のスケジュールを再度確認した。
午前中まず初めに訪問する会社は、国内で三本の指に入る菓子メーカーのBLUEカンパニーだ。
今夏、新商品を発売するにあたり、スーパーマーケットで販促プロモーションを行う際のPOP資材について、打ち合わせをすることになっている。


10時のアポイントメントの3分前に先方へ到着して、ジョンシンは受付へと向かう。
そこの受付嬢とはすでに顔見知りになっているので、ジョンシンを見ただけですぐ担当部署に電話をかけてくれる。
在席確認ができると、にこやかに案内をしてくれた。


「どうぞ、お上がり下さい」
「ありがとうございます」


ジョンシがそう言って微笑むと、二人の受付嬢はカーッと顔を赤らめた。
この反応もいつもと同じで、ジョンシンはどこへ行っても女性から熱い眼差しで見られることが多い。
190センチ近い長身で非常に恵まれた容姿を持つジョンシンは、とにかく目立つため、すぐに顔と名前を覚えられるのだ。
トラブル回避のため得意先の女性には手を出さないことにしているので、受付嬢の視線を難なく躱して、その場をあとにした。





「お世話になっております。CN商事のイです」


エレベーターを下り、目的の部署があるフロアへ行くと、ジョンシンにいち早く気付いた女性社員がすかさず案内してくれる。
今から会う特販課のハン・ソンホ課長には、いつも何かと懇意にしてもらっている。


新入社員時代は先輩のお供で得意先回りをしていたが、一流大学を首席で卒業し、入社してから営業成績が常にトップクラスという実績を買われ、この4月からは一人で任されるようになった。


パーテーションで仕切られた接客ブースで、ジョンシンはハン課長から販促プロモーションの内容について説明を受けた。
ところどころ不明な点があったので、ジョンシンがいくつか質問をする。


「ああ、なるほど。確認しましょう。ちょっと、例の企画書を持ってきてくれ」


ブースから顔を出してハン課長が指示すると、黒縁眼鏡をかけた直属の部下が素早く書類を持って来て、ハン課長に細かいところを補足しながら伝えている。
最近よく見かける人だ。話をしたことはないが、二人の会話の内容から、かなり仕事ができるのが見て取れる。
仕事に関しては妥協をしないハン課長からも、信頼されているようだった。


打ち合わせの途中、女性社員がコーヒーとBLUEカンパニーの売れ筋商品であるクッキーを出してくれた。
即座にジョンシンはその女性に「よろしければ皆さんで召し上がって下さい」とあらかじめ用意していた菓子折りを渡す。
すると、そのお局らしい女性はポッと頬を染めながら礼を言い、深々と頭を下げて出て行った。


「イさんだと待遇が違うんですよ」
「はい?」
「大抵はお茶だけですよ」


ハン課長が小声で教えてくれた。それにジョンシンは愛想笑いを浮かべたが、特に何も感じなかった。
3ヶ月前に彼女と別れてから、恋愛するのが面倒くさくて何となく一人でいる。
女性から言い寄られたりすることはあるが、今は恋人が欲しいとは思っていないので、それとなく角が立たないように断って、ジョンシンは仕事に専念していた。






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シャワーを浴びたあと、ジョンシンは自宅のパソコンで持ち帰った仕事を片付けていた。
集中すれば30分程度で終わる書類作成なのに、途中で考え事をしてしまい、その都度手が止まってしまう。


昨日と今日の二日間、結局、9階の彼に会えなかった。
ジョンシンはいつもと同じ時間に自宅を出たのに、彼に鬱陶しいと思われて、わざと時間をずらされたのだろうか。


気が付けば、たった2回しか会っていない彼のことばかりを考えている。
同性に興味があるわけでもないのに、なぜこんなにも気になるのか分からない。


見目麗しい男だから、目の保養になるし、憧れのような気持ちを抱いてしまっているのかもしれない。
今まで他人にあまり興味が持てなかった自分が、よりによって同性に対して執着していることに驚きを隠せなかった。


この同じマンション内で、今、彼は何をしているのだろうか。
一人暮らしなのか、それとも家族と一緒に住んでいるのか。


また会いたい。そして、もっと彼のことを知りたい。
いつしかジョンシンは、彼にそういう邪な感情を抱くようになっていた。






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翌朝。
今日も会えないだろうなと半ば諦めていたジョンシンの思いとは裏腹に、エレベーターは9階で止まった。
二日ぶりに現れた彼はマスクをしていた。


どうやら避けられていたわけではなかったようで、ジョンシンは心の底から安堵した。
また彼に会えたことが嬉しくて、気が付いたらジョンシンの方から話しかけていた。


「おはようございます。……風邪ですか?」


彼は一瞬目を大きく見開いたが、すぐさま目尻を下げて笑ってくれたようだった。


「はい。急に熱が出て二日も会社を休んだんです。仕事が溜まっていて、今日は出勤するのが憂鬱ですよ」
「ああ、それは大変ですね」


確かにいつもより声が掠れていた。
普段の声もいいけど、こういうハスキーな声も素敵だなと思った。


そういえば……。
ジョンシンは不意にあることを思い出した。


「のど飴があるんですけど、良かったらどうぞ。貰い物ですが…」


昨日職場の女性から渡された飴を、カバンの中に入れたままにしていたのを思い出した。
それを差し出すと、彼は大きな瞳をより一層まん丸くさせた。


「ありがとうございます。ぶどう味、好きなんですよ」


マスクを外してニコッと笑うと、早速、飴を口に入れて「あ、うまい」と喜んでくれた。
こんなに素直に受け取って、即座に食べてもらえるとは思ってもみなかった。
しかも、初めて笑いかけられ、ジョンシンの心拍数が急速に跳ね上がる。
普通の時でさえ絵になるほど整っている面構えなのに、笑顔になると見惚れるほど魅力的だった。


時折見える彼の白い歯がドキリとするほど眩しくて、ジョンシンはじっと見入ってしまった。
それに気付いた彼が一瞬照れたような顔をして目を伏せると、睫毛が思いのほか長くて、そこから目が離せない。


過去、一度も女に不自由したことがない自分が、同性にときめくなどあってはならないことだと頭では分かっている。
でも、もう自分の気持ちに嘘はつけなかった。






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それからというもの、朝、彼と会う度に話をするようなった。
エレベーターに乗っているのはほんの僅かな時間なので、駐車場に出て車に乗り込むまでの間、ジョンシンはギリギリまで会話を続けた。


名前も年齢も、どこで働いているのかさえ知らない。
二人ともそこまでは踏み込んで訊かず、天気やゴミ出し、スポーツの話など、いつも当たり障りのない話題ばかりを選んでいた。
それでもジョンシンにとっては至福のひと時だった。


お互いに出張で留守にしている時や、仕事で自宅を出る時間がずれることもあったため、会えない日も当然ある。
そのため、頃合いを見て一歩踏み出したいとジョンシンは考えているが、どういうきっかけで近付けばいいのか分からず、足踏み状態のままだった。


焦るとロクなことがないので、じっくり長期戦でいくしかないのかと思っていた。






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「昨日は会えなかったですね」


朝、エレベーターの中で彼から初めてそう言われて、ジョンシンは耳を疑った。
一昨日、ジョンシンが泊まりの出張で留守にしていたため、確かに昨日の朝は会うことができなかった。


それを残念そうに口にされるなんて、予想だにしていなかった。
少しは自分の存在を気にしてくれているのだろうか。


「出張で一泊したので、昨日は留守にしていたんですよ」
「そうでしたか。お疲れ様です」


心なしか彼がホッとしたように見えたのだが、気のせいだろうか。


彼と会えるこの貴重な時間は、ジョンシンにとってかけがえのないものになっていた。
まるで初恋のようなドキドキした気持ちを抱いていて、彼に会えた日は気分が高揚し、会えなかった日は逆に元気が出なかった。


「今日は大荷物ですね」


いつもはカバンだけなのに、彼が大きな紙袋を持っているのに気付いて、ジョンシンが訊ねる。


「仕事を持ち帰ったんですよ」
「なるほど。お忙しいですね」
「いいえ、単に残業をしたくなかっただけなんで…」
「ああ、分かります。俺も同じですよ。時々持ち帰ってます」


ジョンシンがそう言うと、「皆、一緒ですね」 と笑いながら紙袋を持ち直す彼の綺麗な手に、自然と視線が引き寄せられる。
色白で指が細くて長い。彼はどこもかしこも綺麗で、男なのに妙にそそられるのだ。
色恋沙汰において百戦錬磨の自分が、たかだか手だけでこれほどまでに胸を躍らされるなんて。
女性の手ですら、こんな風に感じたことはない。


ますます彼に傾倒していく自分を、ジョンシンは止めることができなかった。






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季節は夏になり、サラリーマンの服装が一様にクールビズになった。
今までスーツに隠されていてよく分からなかったが、半袖シャツ姿の彼は全体的に均整がとれた体つきをしていて、肌の白さときめ細かさがよく見て取れた。
薄着だと身体のラインがはっきりと確認でき、しなやかな肢体をしている。
ジョンシンは思わず後ろから抱きついて、艶めかしい首筋にむしゃぶりつきたい衝動に駆られた。


最近、彼と二人きりでエレベーターに乗っていると、非常にヤバいということをジョンシンは自覚し始めていた。
以前は会って話をするだけで十分満足していたのに、だんだんと欲求が膨れ上がってきて、それが突然爆発して彼に襲いかからないだろうかと内心冷や冷やしている。





「今日も暑くなりそうですね」


いつものように彼と朝の挨拶を交わしたあと、ジョンシンから先に話しかける。
7月も終わりに近づくと連日猛暑で、今日も何件か得意先回りをする予定のジョンシンはいささか憂鬱な気分になった。
早く夏が終わって涼しくならないかと、そんなことばかり考えてしまう。


「ずっと30度越えですからね」
「たまには雨でも降ればいいのに……」
「本当に降ってほしいです。俺、暑いの苦手なんですよね…」


整った眉を少し顰めて、困ったように彼が呟く。
肌が白いため、彼の唇は余計に赤く強調されて、ジョンシンはついそこに目を奪われてしまう。
触れたらきっと柔らかいだろうなと見つめていると、他の階から人が続々と乗ってきた。


エレベーターに大人3人と中学生が3人。この時間にしては珍しく満員御礼になった。
一番大きいジョンシンはできるだけ後ろに下がったが、同じように後ずさってきた彼の身体が接触した。


「あっ、すみません」
「いいえ」


申し訳なさそうにジョンシンを見上げる彼の瞳にグッときながら、気持ちを誤魔化すようにジョンシンは平静を装った顔で返答した。


ほんの一瞬だが、初めて彼に触れて、ジョンシンの背筋に痺れが走る。
彼のつけている香水の香りも相まって、頭がクラクラして彼に酔いそうになった。


結局その日は、この出来事を仕事中に何度も思い返したほど、ジョンシンにとっては忘れられない朝になってしまった。






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それからも、ジョンシンの彼に対する想いは洒落にならないくらい高まる一方で、いつ噴き出してもおかしくない限界寸前のところまできていた。





その日は、金曜日で熱帯夜だった。


仕事が終わったあと、ジョンシンは会社の同期と数人でビアガーデンへ行き、閉店になるまでかなりの酒を飲んだ。
ボーナスが支給されたのと、翌日が休みという開放感から、いつも以上に羽目を外してしまった。


マンションの前でジョンシンがタクシーを降りたところ、最寄駅の方向から歩いてくる彼に気が付いた。
いつも車なのにどうしたのだろう。


「今、お帰りですか?」
「ええ、今日は飲みだったので、電車で帰ってきたんですよ」


そういえば今朝は彼と会っていなかったから、そういう話をしていなかったのだと、ジョンシンは酔った頭で朧げに思う。


「俺もそうです。今日はボーナスの支給日だったんで」
「一緒ですね。だから、今日は結構人出が多かったんだ……」


一緒にエレベーターに乗り込み、それぞれが降りる階のボタンを押す。
朝とは逆のパターンだった。


明るいところで見ると、彼の顔がいつもより赤くなっていることに気付いた。
自分と同じように酔っているのだろう。
酒のせいか、いつも以上にリラックスしていて、機嫌が良さそうなのが伝わってくる。


その顔から目が離せないでいると、彼もぎこちなくジョンシンを見上げてくる。
潤んだ瞳がとろんとしていて、凄まじい色気を放っていた。
ジョンシンはその毒牙にやられたように視線を外すことができず、二人とも言葉を発することなく見つめ合っていた。


そして、エレベーターが9階で止まり、彼との時間もこれで終わりだ。
そう思った途端、唐突に彼をこのまま帰らせたくない衝動に駆られ、ジョンシンは有り得ない行動に出てしまった。


「それじゃ、おやすみなさい」


エレベーターを降りようとする彼を止めようと、その腕を掴むべく咄嗟に手を伸ばしたのだが、僅差で間に合わなかった。
酔っているせいで目測を誤ってしまった。


―――今、俺は取り逃がしてしまった彼のことを、きっと物欲しそうな顔で見ているに違いない。


こちらを振り返ってそれに気付いた彼は、目を瞠ったあと、動揺したように瞬きを繰り返した。
恐らく、ジョンシンの意図する行動も知られてしまったのだろう。


そのままエレベーターが閉じていくのをジョンシンが諦めの境地で見つめていると、ドアが再び開き始めた。
彼が開くボタンを押したのだと分かった。


何か文句でも言われるのかと身構えていると、彼がゆっくりとした足取りでエレベーターに戻ってくるやいなや、突然、ジョンシンに抱きついてきた。


予想外の展開に、ジョンシンは後ろによろけながら彼の身体を抱き留めた。
降って湧いたような事態に頭が混乱して、何が何だか分からない。


―――これは嫌がられていないということだろうか。





「……部屋にお邪魔していい?」


伸び上がるようにして、そう耳許で囁かれて、ジョンシンは自分の喉がゴクリと上下したのが分かった。
もう彼に、完全ノックアウト状態だった。










ドアが閉まった途端、彼の手がジョンシンの首に回され唇が重なってきた。
ジョンシンはその細い腰を抱き寄せ、啄むような口付けを繰り返しながら、靴を脱いでベッドルームへと誘う。


薄く開いた唇に舌を差し入れると、彼の舌が絡まってきて濃厚な口付けへと変わる。
ずっと触れたいと思っていた彼の唇を夢中になって貪り、甘く漏れる吐息さえも逃さない。


上着を脱ぎネクタイをほどき、お互いに脱がせ合いながらフローリングの上に服を落としていく。
その間も引き寄せられるように何度もキスを交わし、二人してベッドに倒れ込んだ。


すべてを晒した彼はやはり綺麗だった。
引き締まったしなやかな色白の身体にジョンシンは目を奪われ、興奮を隠しきれない。
自分の腕の中に彼がいることが信じられなくて、ジョンシンはその肉体に溺れていった。


滑らかな肌のあちらこちらに唇を押し当てると、艶っぽい喘ぎ声が漏れ始める。
形を変えつつあるものを手で扱き、その後ろにも指を差し入れて入念に中を探ると、彼が身体を震わせて身悶えた。


「や、あ……っ、ん……」


指を少しずつ増やし辛抱強く広げていると、次第に内壁が柔らかくなってきて、もっと大きなものを欲しがるように奥で指が締め付けられる。男と繋がるのは初めてだが、これなら恐らく大丈夫だろうとジョンシンは判断した。


気が急くのを抑えながら、彼の足を抱え上げて大きく張り詰めたものを押しあてると、迎え入れるように呑み込んでいく。
完全に奥まで深く沈めると、熱くねっとりと纏わりついてきてジョンシンも荒い息を漏らした。


「す…ごいね…ここ……」
「あっ……ん……」


甘ったるい声を上げ、彼がしがみついてくる。
それを合図に、ジョンシンはゆっくりと中を擦り上げるように腰を動かした。
潤んだ瞳、半開きの唇、情欲に濡れた声。彼のすべてがジョンシンを誘う。
徐々にスピードを上げ、リズミカルに腰を突き入れると、彼の全身がガクガクと揺れてジョンシンを締め付ける。


「ンッ、……っ、や……待っ……」


激しい抽挿に彼は息も絶え絶えになり、身体中から汗が滴り落ちていく。


「もっ…と……ゆっ…くり……」
「…できない…っ」


そんな余裕はなかった。ジョンシンの頭の中には、目の前の美しい獲物を喰らい尽くすことしかなかった。
眉を寄せ、瞳が閉じられた顔は情欲をそそり、あたるところが感じるのか、ビクビクと身体を震わせながら嬌声を上げる。
仰け反って晒された白い喉にむしゃぶりついて、何度も突き上げて啼かせた。


「んっ……あ、んっ……ンンッ」


男とセックスをするのが、正直こんなに気持ちが良いとは思ってもみなかった。
いや、誰でもいいというわけではない。彼だからだ。


流れてくる汗を拭いながら浅く深く繰り返し抜き差しすると、中がキュッと締まり、得も言われぬ快感をもたらした。
次第に中が蕩けてきて、ジョンシンの欲望に絡みついてくる。
想像以上の快感に酩酊し、ジョンシンも低く喘ぎながら、そろそろ限界が近いことを感じた。


「あぁっ……や……あっ……!」


狭い内壁を擦り上げるようにきつく腰を使ってその中に解き放つと、彼もまた背中を反り返らせるようにして絶頂を迎えた。





「今度は、俺が…上になるから……」


荒い息がまだ完全に整わないうちに、彼が再び勢いを取り戻したジョンシンの硬くなった欲望を自分の入口にあてがい、ゆっくりと腰を落としていく。
頬を上気させ、しどけなく開いた唇が、得も言われぬほど情欲を掻き立てる。
官能的な表情と待ちかねたように纏わりつく粘膜と上下する腰のいやらしさに、ジョンシンは目眩を起こしそうになった。


「んっ……あ……ん……」


身体を倒してジョンシンに顔を近付けてくると、彼は口を開き、わざと赤い舌が見えるようにして誘ってくる。
その要求に応えて、ジョンシンは唇を奪いにいく。
艶めかしい声がこぼれるさまに惹き込まれて唇を合わせると、彼の濡れた舌が夢中になって応えてきた。


完全に主導権を握られ、彼はジョンシンの上で淫らに踊り続けた。


そして、とことん絞り尽くされたのだった。










ジョンシンが目を覚ますと、外は眩しく朝を迎えていた。
頭全体が殴りつけられたようにズキズキと痛み、額に手を当てて低く唸る。
昨日、飲みすぎたせいだ。
今日が休みだったことを思い出し、ジョンシンはホッと胸を撫で下ろした。


ベッドからゆっくりと上体を起こして周りを見るが、誰もいない。
シーツがかかった裸のままのジョンシンがいるだけだった。


―――彼がいない……。


「……夢…か…?」


昨日はかなり酔っていて朧げにしか記憶がないが、確かエレベーターで彼と一緒になってここに連れて来て……。
痛む頭を押さえて、昨夜のことを思い出そうとする。


「夢じゃないよ」


声のした方に目を向けると、開いたままのドアに凭れかかるようにして、彼が立っていた。
皺になったワイシャツを羽織っていて、太腿から下が見えてひどく扇情的だ。


「ごめん。勝手に冷蔵庫からもらったんだけど、飲む?」


手にはペットボトルのミネラルウォーターを持っていた。
ベッドの端に腰かける彼に、いつもとは違う艶を感じ、ジョンシンは瞠目する。
髪は寝乱れ、ボタンを留めていないシャツの隙間から、赤い痕跡が見え隠れしている。
すべてジョンシンの唇によってつけられたものだ。


それを目にしただけで身体が熱くなるのを感じ、ジョンシンは慌てて視線を逸らす。
何とか誤魔化そうと、渡されたミネラルウォーターを飲んでいると、彼がじっと見つめてくる。


「俺のこと、まだ思い出さない?」
「ん?それって……どういう意味?」


何のことを言われているのか分からなくて、ジョンシンが訊き返すと、近くに置かれていたカバンの中から何かを取り出している。
そして、彼がこちらを振り向いて、ジョンシンは我が目を疑った。


「あっ!」


ハン・ソンホ課長の部下の、あの黒縁眼鏡をかけた社員だった。


「CN商事のイ・ジョンシンさん。BLUEカンパニーのジョン・ヨンファです」
「……全然、分からなかった。あの人だったなんて……」
「眼鏡をかけるのは、仕事の時だけだからね」


ジョンシンは呆然とヨンファを見つめた。
だから、初めて会った気がしなかったのだ。そういうことだったのか……。


眼鏡だけでこれほど印象が変わるとは、ジョンシンは改めて驚嘆した。
美しい面差しをさり気なく隠しつつ、ストイックな雰囲気を醸し出していて、確かにいつもとは感じが違う。
それでも、十分鑑賞に値する美貌であることに変わりはない。


主にハン課長とやり取りをしていたので、ヨンファの顔まではあまりよく見ていなかった。
仕事以外で会っていたら、確実に落ちていただろう。


「じゃあ、俺のことは知ってたんだ…?」
「エレベーターで初めて会った日にすぐ分かったよ」
「……マジかよ。言ってくれれば良かったのに」

「取引先の営業マンがモデルばりのイケメンだって、ずっとうちの女性社員が騒いでて、チラッと初めて見た時、一目惚れしたんだ。だから、エレベーターで一緒になった時は本当に驚いたよ。まさか同じマンションに住んでるとは思ってもみなかったから。緊張して何を話していいか分からなくて、スマホばっかり見てた……」


恥ずかしそうに言われて、ジョンシンにとっては驚くことばかりだった。
以前から自分のことを知られていて、好意まで持ってくれていたなんて、嘘みたいな話だ。
こんな幸運なことが、実際に起こって良いのだろうか。


ジョンシンは目の前に飛び込んできた運命の相手を、絶対に手放したくないと思った。


「もしかして、これっきりとか言わないよな?」


ヨンファの腕を掴んで目を合わせると、ジョンシンは真面目な顔で真意を問い質した。
何となくこういうシチュエーションに場慣れしているような気がして、一夜限りの関係なのかと心配になったのだ。


「そうした方がいい?」
「嫌だ。アンタのことがもっと知りたい」


ヨンファのワイシャツに手を差し込んで、散々嬲って赤く膨らんで熱を持ったそこに触れた。
指先で数回擦るだけですぐ硬くなり、ジョンシンは欲望を抑えきれなくなる。
身体はすっかり臨戦態勢に入っていた。


「俺もだよ」


眼鏡を外して、悠然と笑みを浮かべるその顔に魅了される。
しなやかな両腕を伸ばし、抱きついてくるヨンファを再びベッドに沈め、綺麗な瞳を覗き込んだ。
舌を絡め、鼻を擦りつけ合いながら濃厚なキスを何度も交わしていく。


甘い口付けを堪能すると、ジョンシンの唇は顎から喉元、そして胸へと移動し、硬くしこっている乳首を口に含んだ。
ヨンファの腕がジョンシンの頭を抱え込むようにして、喘ぎ声が漏れてくる。
胸の先端を執拗に舐めていると余程感じるのか、何度も仰け反り、それに煽られてジョンシンの中心はそそり勃っていた。


身体の奥に指を潜り込ませると、ヨンファの中はひどく熱くて、ジョンシンの放ったもので濡れていた。
掻き回すように抜き差ししていると白濁が滲み出てきて、ジョンシンは目眩を覚える。
これ以上は我慢できなくなり、ヨンファの細い腰を抱え込むと、深々と最奥まで挿入した。


「んっ……ん……あっ、あぁ……っ」


引っ切りなしに上がる嬌声がベッドのギシギシという音と混じり合い、朝の爽やかな雰囲気が一変する。
ヨンファが泣きながら降参するまで、ジョンシンはその美しい身躯を延々と貪り続けた。






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いつもと同じようにジョンシンは7時20分に自宅を出る。


「そろそろエレベーターが来るぞ」
「すぐ行く」


急いで鍵をかけて、ジョンシンは声がした方へ駆け寄り、一緒にエレベーターに乗る。
当然、9階で止まることはない。


「俺、今日は自分の家に帰るよ」


正面を向いたまま、ヨンファがボソリと呟いた。


「なんで?」
「……だって、お前のとこにずっと入り浸ってたら、うちの家賃が勿体ないだろ」


ヨンファが少し口を尖らせて、拗ねたように言う。
昨夜も夕食を共にして帰すつもりだったのだが、結局また抱き合ってしまい、ジョンシンの部屋に泊まる羽目になったのだ。


ジョンシンの自宅にはヨンファの持ち物が少しずつ増え、一緒に過ごすことが多くなっていた。
この可愛い二歳年上の恋人が堪らなく愛しくて、ついつい引き留めてしまうのだが、ジョンシンに甘いヨンファは困った顔をしながらも了承してくれるのだ。


「じゃあ、いっそのこと部屋を引き払って一緒に暮らす?」


ジョンシンの提案が相当意外だったのか、ヨンファが大きな瞳を丸くしている。


「……考えとく」


返事は素っ気なかったが、それが照れからくるものだということはもう分かっていた。


目許を赤く染めているヨンファにどうしようもなく心を揺さぶられて、ジョンシンはその唇にキスをした。





End





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haru
Author: haru
CNBLUEのBL小説を書いています。CPはシンヨン&釜山ズ&ミニョヨンです。ヨンファ溺愛主義でとんでも妄想ばかりですが、愛だけはぶっこんでいます。
話のトーンはほのぼの、甘々、コミカル、シリアス、切ない系。ハピエンオンリーです。
基本マイペースでランダム更新。妄想は思いつくまま、気の向くまま。R18の内容が含まれているため、未成年の方、苦手な方は閲覧にはくれぐれもご注意下さい。
尚、当ブログに掲載している作品はすべて私個人のオリジナルですので、模倣、転載等はご遠慮願います。

Comment(4)

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Ma

haru様はじめまして

先日偶然にharu様のブログを見つけました。
実はBLはあまり好きではなく、他の方のをいくつか読みましたが無理だなぁと思い遠ざかってました。
ところがharu様の作品を拝見したところ、引き込まれてしまって、毎日読み漁ってシンヨンシリーズはすべて拝見しました。
私はシンペンなので、私のイメージのジョンシンとharu様が書いてくれているジョンシンはイメージが違いますが、セクシーでちょっとやんちゃでナップンナムジャなジョンシンすごくステキです(//∇//)
ジョンシンが以前に出演した4minuteのMVをいつも思いだしてしまいます。
そして、ニョルくんやDOまで出てきたのでニヤニヤしながら拝見しております。次は釜山ズのも読んでみますね☆
これからも楽しみにしております。
それから昨日ツイッターをフォローしました。無言フォローしてしまいすいません。よろしくお願いします☆

2017/04/27 (Thu) 09:19

haru

Maさん

こんばんは。はじめまして♪
このようなブログを見つけて下さった上にコメントまでいただきまして、どうもありがとうございます(*´ω`*)
Maさんはシンペンさんでいらっしゃるのですね。私もジョンシンが大好きです♡♡
一昨年の夏にCNの存在を知ったと同時に、話を書くようになりました。
BLがあまりお好きではないにもかかわらず、シンヨンの話をすべて読んで下さったとのことで、大変嬉しいです。
名前が書いていないと「誰?」と分からないくらいイメージが違うので、かなり戸惑われたかと思いますが、温かいお言葉に心より感謝しますm(__)m
また、4minuteのMVを思い出して下さり、とても光栄です。

EXOはCNを知る前に二ヶ月ほどハマりまして、BL小説も読んでおりました。
腐の話題ばかりでお恥ずかしいですが、チャンベクとルーミンがお気に入りでした。
シンヨンの「不遜」にも登場させていますが、落ち着き次第、また続きを書こうと思っています。

それから、Twitterをフォローしていただきまして、どうもありがとうございます♡無言、大歓迎です♪
RTばかりなので、面白みがなかったらごめんなさい。
3CPの話をいろいろと書いていきますので、今後ともどうぞ宜しくお願いします(〃ω〃)

2017/04/27 (Thu) 21:00

nana

続編を

はじめまして。
ヨンファとジョンシンカップルが大好きです!最近のジョンシンは益々男らしく、ヨンファは神がかった美しさと色気を感じました。ヨンファが入隊後、淋しい想いをここで癒して頂いてます。是非、このstoryで続編をシリーズ化して下さい!

2018/05/31 (Thu) 21:10
haru

haru

nanaさん

こんにちは♡ はじめまして♪
コメント、どうもありがとうございます。

続編をリクエストして下さって嬉しいです。シンヨンがお好きなんですね。
随分前に書いたものなので雰囲気とかが変わってしまうかもしれませんし、他にも未完の話が数多くあるためいつになるか分かりませんが、お受けします♡
人物の性格やシチュエーションなど、こういう感じがいいというご希望がありましたら、ご遠慮なくおっしゃって下さい。
特になければ、こちらで考えますね(*´ω`*)

2018/06/01 (Fri) 13:02