CNBLUEのBL小説ブログです。ヨンファ溺愛主義で、シンヨン&釜山ズ&ミニョヨンの話を書いています。

蒼き運命 -アオキサダメ- 41

2017年01月23日
蒼き運命 -アオキサダメ-(極道パロ) 10
ダウンロードaaa





怪我を負って一週間後、ヨンファはいつもの出勤時間にS大学付属病院を訪れた。
予め渡りをつけてもらっていたため、外来診療が始まる前にイレギュラーで診察を受けられる手筈になっていたのだ。


「じゃ、また一週間後のこの時間に」
「はい。ありがとうございました」


顔見知りの医師にひと通り診断してもらうと、ヨンファは腰を上げる。
頭部に関しては出血が止まれば包帯とガーゼは必要ないと、洗髪まで許可されていたため、目視のみで終わり、右腕は三角巾とバストバンドのみ新しいものと交換された。
ギプスは来週取り替えるとのことで、その際、レントゲンを撮って経過を見るらしい。
ヨンファはそばに控えていた看護師にも声をかけて診察室を出ると、幾分スッキリとした面持ちでエスカレーターへと向かった。


側面の壁にはいくつもの大きな窓が連なっていて、視線を上げた先には澄みきった秋空が広がっている。
雲ひとつなく、抜けるような真っ青な色に思わず足が止まった。
じっと眺めているだけで、心が洗われる。
何年もこの職場にいたのに、こうやって病院内からゆっくりと空を見上げるのは初めてかもしれない。
ヨンファの新たな門出を祝福してくれているような、何だか背中を押されている気がした。


一週間前、救急車で運ばれたヨンファは一日だけ検査入院した翌日、他の医師たちに事件の経緯を報告し、謝罪するとともに辞職を願い出た。
その時、内科部長から保留にするから考え直すように言われたが、先ほど診察を受ける前に自分の意思を伝えて退職願を手渡すと、惜しまれながらも受理された。
怪我が完治するまでまだ通院する必要はあるが、医師としてこの病院に戻ることはない。
決心するのに躊躇いがなかったと言えば嘘になるが、結果として、縛りつけられていたものから解放されたような、不思議と清々しい気持ちになった。


世界的な医師不足は韓国でも深刻な問題となっていて、S大学付属病院も例外ではない。
当面は怪我の治療に専念して、休職してでも残ってほしいと慰留されたが、ヨンファの意思は固かった。
以前から、自分の思い描いている診療スタンスとはズレが生じていることに疑問を感じ、勤務時間の過酷さに辟易していたのは事実だ。
それでも、安定した職場を失う勇気がなくて、これまで騙し騙し続けてきた。


しかし、今回、チルソン組に拉致されるという事態に陥り、生まれ育った特殊な環境は隠しようがないのだと、改めて思い知ったのだ。
跡目を継ぐつもりはなくても、組長の息子という立場が一生ついて回ることに変わりはない。
辞職を決意したのは、これ以上、病院に迷惑をかけたくないという想いもあった。
そして、強面ばかりではあるが、組の者たちの優しさに触れ、自分の気持ちにも徐々に変化が現れ始めたのも理由のひとつかもしれない。


だからと言って、この仕事を辞めるつもりは毛頭ない。
医師免許がある限り、何とかなるだろうと踏んでの決断だった。
規模の大きな総合病院ではなく、もっと小ぢんまりとした医療機関でひとりひとりの患者と向き合い、意思の疎通を図りながら丁寧な診察をしていきたい。
ヨンファはいつしかそう考えるようになっていた。


エスカレーターを降りて正面玄関の外に出ると、タクシー乗り場に向かう。
自分で車を運転できないのは、どうにも不便だ。
数台停まっているタクシーに近づいていくと、建物の片隅に銜え煙草のままスマートフォンを操作している、見覚えのある長身の男が目に留まった。


韓国人男性の平均身長を軽く超える大柄な体躯をしていて、やや粗削りで野性味のある風貌は、サングラスといくつか貼られた絆創膏で隠されている。
黒のタートルネックの上にシングルライダースジャケットを合わせ、デニムを穿いた偉丈夫は、一般人とは異なる独特のオーラを放ち、まるでファッション雑誌を見ているようだ。
この男なら上背があってモデル体型のため、何を着ても様になる。
まったく予想外だったのか、ヨンファと視線が合った瞬間、ジョンシンはサングラスを外して、ひどく驚いたように目を瞠った。


「お前、俺にGPSでもつけてるのか?」
「――は?ちげーよっ。顧問に頼まれて、運転手代わりに付き添っただけだ。いくらなんでも、そこまでストーカーじゃねぇって」


ヨンファが話しかけると、慌てて長い指に挟んだ煙草から灰がはらりと地面に落ちる。
最高顧問のハンは糖尿病治療のため、今でも通院はしているようだ。
目の前の男は焦ったように眉根を寄せて、ジャケットの両ポケットにサングラスとスマートフォンを押し込むと、煙草をふかし始める。それが、無性に可笑しかった。
あまり動じることのないジョンシンが狼狽している姿なんて、滅多に拝めるものではない。


「馬鹿。冗談だ」


ヨンファが相好を崩すと、見上げる位置にある端整な顔立ちがばつの悪そうな色を浮かべたが、すぐさまヨンファの右腕を怪訝そうに注視する。


「アンタこそ、その腕はどうしたんだ?」
「この間のな。骨にヒビが入っていたらしい」
「まさか俺を庇ってくれた時か?」
「いや、違う。拳銃を振り下ろされた時だ。それで、今、診察してもらったばかりでな」


肩から三角巾で右腕を吊った状態をしげしげと眺め、ジョンシンは心配そうに目を細めた。


「痛みは?」
「随分軽くなったよ。ちょっと不便だけど」
「なんで俺が電話した時に言わねぇんだよ」


ジョンヒョンと抱き合った翌日、ジョンシンからミニョクの容体について電話があったのだ。
その際、ヨンファの怪我について訊かれたのだが、腕のことは敢えて黙っていた。


「言ったところで、どうにもなるものでもないだろう」


ヨンファの返答に、ジョンシンは眉を顰めた。
唇を引き結んだまま一瞬、無言になったが、不満げな顔で低く言う。


「――水臭ぇじゃん」
「折れてるわけじゃないから、来週には三角巾とバストバンドも取れるって話だしな。そういうお前の顔の方が余程痛々しいぞ」


腫れは引いているものの、目許や絆創膏の端が青紫に変色しているのだ。
完全に元の顔に戻るには、まだ日数がかかるだろう。


「こんなん、怪我のうちに入るかよ。アンタこそ、仕事どころじゃないだろ」
「治るまでは休むよ」
「大丈夫なのか?」


気遣うような声音とともに、視線の先でジョンシンは目鼻立ちのよい貌を歪める。
ヨンファとは逆の方向へフーッと煙草の煙を吐き出すと、短くなった吸い差しを携帯灰皿に押し込んだ。


「大丈夫だって。そんなことより、中でハンが待っているんじゃないのか?」
「それが、待ち時間が長い上に思ったより時間がかかりそうだから、車を置いて先に帰ってろって言われてよ。タクシーで帰るか、迎えに来てもらうか考えてたところ」


その瞬間、閃くようにある考えがヨンファの頭の中に思い浮かんだ。
これを使わない手はない。


「今からすぐ事務所に戻るのか?」
「いや、帰ってもすることねぇから、どっかで時間でも潰すかな」
「じゃあ、お前さ、俺の車を運転してくれないか?」
「……ああ?」


上から、低い素っ頓狂な声が落ちてきた。










「悪いな。本当に急いで戻らなくていいのか?」
「いいって。この時間帯は暇だし、早く事務所に帰って厳つい顔ばっか見てもしょうがねぇよ」


ジョンシンに車のキーを手渡し、ふたりは職員駐車場に停めてあったヨンファの車に乗り込む。
盗難や当て逃げのことを考えると長期間、同じ場所に停めておくのは得策ではないと思いつつも、右腕が使えないため諦めていたが、思わぬところに救世主がいて助かった。


助手席に収まって左手でシートベルトを引っ張っていると、運転席に座ったジョンシンの手が伸びてきて、右腕に負担がかからないように装着してくれる。
「痛くはないか?」と尋ねられてヨンファが頷いたのを合図に、エンジンをかけながら前に視線を向け、静かに車を発進させた。


ヨンファは窓の外に目をやり、平日の午前中に外出するのは何年振りだろうかと思いを馳せる。
医師になってからずっと仕事一色だったから、なぜか空気まで新鮮に感じられた。


今、考えなければならないことは、次の勤務先についてだ。
怪我が完治するまであと三週間。
懇意にしてもらっている先輩医師に相談するなどして、自分に合った医療機関を探していくべきだろうなと考えていると、運転席からヨンファの怪我を気にかけているらしい視線を幾度となく感じる。
気づかない振りをして、見知った景色が流れていくのを眺めていると、ジョンシンはおもむろに訊いてきた。


「このあと、予定でもあんのか?」
「いや、自宅で大人しくしておくよ」


そう答えたヨンファに、ジョンシンはハンドルを操作しながらチラリと横目で見てくる。


「じゃ、今からミニョクに会いに行ってみないか?」
「ああ、それはいい考えだな。近いうちに顔を見に行こうと思ってたんだ。その後、様子はどうだ?」
「まだ結構痛そうだけど、徐々に元気にはなってる。病院なら三食ついて面倒を見てくれる看護師もいるし、至れり尽くせり状態だよ」
「キム先生の紹介なら安心だな」


キム医師の診療所には入院設備がないため、ミニョクは知り合いの医師が経営している中規模病院へ移されたようだ。


「なぁ、ヒョンはメシとかどうしてんだ?」


唐突に自分に話題が振られ、助手席のシートに凭れたまま、ヨンファは運転席に目を向ける。


「どうって、適当に買いに行ったり、五分でできるものばっかり食べてるけど、何だよ?」
「うへぇ。身体に悪そう」
「もともとそんなに自炊をしていたわけでもないから、食生活は大して変わってない」


言い訳になるかもしれないが、仕事の日はそもそも作る時間がなく、自宅マンションには寝に帰るような日々で、休日にちゃんとしたものを作ろうという気さえ起こらなかった。
腹を満たすなら何でもいいと、目玉焼きにベーコンを炒めたりなど、とても料理とは呼べない子供でもできる代物ばかりなのだ。
しかも、今はそれすら無理な状況ときている。
この仕事をしながら、よく今まで体調を崩すことがなかったと、自分でも不思議でならない。


「今までよく生きてたな」
「ほっとけよ」


同じことを考えていたのか、隣のジョンシンが喉の奥で笑うのが聞こえた。
赤信号になったため、サイドブレーキを引いてこちらを見ると、屈託のない笑みを浮かべる。
それが何だか面白くなくて、ヨンファは痛いところを突いてやった。


「お前こそ、煙草なんか吸って、肺がんで早死にするぞ」
「なに、心配してくれんの?」
「医者の忠告。一日に何本、吸っているんだ?」
「二箱は確実に無くなる」
「――完全にアウトだな」


ジョンシンが筋金入りのヘビースモーカーであることに驚いた。
部屋住み時代はそこまでひどくはなかったはずだから、仕事柄いろいろなストレスを感じて、本数が増えていったのだろうか。


「言ってくれるねぇ。好きなもん吸って死ねるなら本望だろ」
「そういう格好をつけた考えをする奴ほど、実際に肺がんになってから泣き言を言うんだ。後悔したって遅いんだよっ」
「おー、こわっ」


真剣に言い募るヨンファに、ジョンシンは冗談めいた口調で言った。
口許を歪めた笑い方が気になったが、つい説教じみたことを並べ立ててしまう。


「俺は真面目に言ってるんだぞ、ジョンシナ」
「……分かってるよ。アンタだけだもんな。そう言ってくれんの」


本音のような言葉をポツリと呟き、フッと小さな溜息をついた。


「人間、遅かれ早かれいつかは死ぬんだからさ。俺なんか、いつ死んだっていいんだよ」
「……………」


その台詞は聞いた記憶があった。
こんな会話を、かつてこの男と交わしたことがなかっただろうか。
自嘲気味に言うジョンシンの声は淡々としていて、ヨンファは言葉では言い表せない切なさを覚える。


「別に悲しむ奴もいねぇしよ」
「そんなことはない。ご家族だってご健在なんだろう?連絡は取り合っていないのか?」
「んなもん、するかよ。向こうだって、厄介払いができて清々してるっつーの」


忌々しげに吐き捨てて、ヨンファからふいっと視線を逸らすと、どこか苦しげに眉を寄せた。
ジョンシンは歩道が赤信号になったのを見てサイドブレーキを下ろし、青信号に変わった瞬間、再びアクセルを踏み込む。


ヨンファは初めて、ジョンシンの心の中の闇を知ったような気がした。
鬱屈したものを抱えているのか、黒い瞳には昏くて深い影が見え隠れする。
自分の中では、完全に消化しきれていないに違いない。  
皮肉げに苦笑した横顔は妙に切なくて、ヨンファはなぜか放っておけないような気持ちになった。


ジョンシンが家族とは絶縁状態で、組に入ったというのは聞いている。
それは、本当に今でも変わらないのだろうか。
とても他人事とは思えず、もの悲しい気分になってくる。
クールな横顔は急に表情を消し、何もかもを拒絶しているようでもあった。
屋敷に来たばかりの時も、当初は周囲の人間をまるっきり信用していないみたいに、よくこんな顔をしていたのを思い出す。


図太そうに見えて、案外、繊細なのかもしれない。
立派な体躯をした男が、子供のように愛情に飢えているとしか思えてならないのだ。
母親を失った時の自分と重なってしまい、ヨンファは胸が軋むような痛みを覚えて、何ともやりきれなくなった。










ミニョクは江南区にある中規模病院に入院していた。
道路はさほど混雑していなくて、十五分ほどで到着すると、駐車場に車を乗り入れる。
ヨンファがシートベルトに手をかけると、エンジンを切ったジョンシンが外してくれ、先に運転席から降りて助手席のドアまで開けてくれた。
重病人でもないのに気遣われて、何だかこそばゆくなる。


「世話ばかりかけて悪いな」
「いいって。遠慮すんなよ」


病院内へ足を踏み入れ、ジョンシンについていく形で、エレベーターを降りてミニョクの病室へと向かう。どうやら個室らしい。
ノックをしてスライドドアを開くと、入口から直接ベッドが見えないように、長いカーテンが引かれている。
綺麗なアレンジメントの花がいくつか置かれていて、殺風景な病室が幾分、華やかに見えた。


声をかけながら入っていくと、ベッドの上に横たわったまま本を読んでいたミニョクが驚いた顔を見せる。
少しやつれていて、顔色もあまりいいとは言えない。
脇腹を撃たれたのだから、痛み止めを飲んでも辛いのだろう。


「ヒョン、来てくれたんだ」
「具合はどうだ?」
「順調に回復してるみたいだから、俺は大丈夫。……それより、その腕、どうしたの?」


ジョンシンに説明したのと同じことを口にすると、ミニョクの方がひどい怪我なのに、痛ましげな表情で優しい言葉をかけてくれる。
いつも控えめで物静かだが、周囲の人間に対して思いやりが深いのだ。
窓際に置かれているソファを勧められたヨンファは、ジョンシンと横並びで腰を下ろした。


「ミニョクが無事で良かった。俺を助けに来てくれたばかりに、怪我を負うことになって、本当にすまない」
「やめてよ。ヒョンは被害者なんだよ。……それに、ヒョンの応急処置のお陰で命拾いしたんだ。すごく感謝してる。ありがとう……」


ヨンファが頭を下げると、ミニョクはそれをすぐさま否定した。
やはり傷口に響くせいか、喋るのが少し辛そうだ。
あまり長居はすべきではないのかもしれない。


「当然のことをしたまでだ。他に何か、俺にできることはないか?必要なものがあれば、遠慮なく言ってくれ」
「組の皆がいろいろと世話を焼いてくれて、十分助かってるんだ。俺のことは心配いらないから、ヒョンはまず自分の怪我を治さなきゃ」
「ああ、うん……そうだな」


ミニョクと話をしていると、不意にヨンファのスマートフォンがカーゴパンツのポケット内で震えた。
ふたりに一言断って画面を見ると、先ほどまでいた病院のナースステーションの表示が出ている。


「すまない。病院からだ」


スマートフォンを手に足早に病室を出ると、通話ボタンを押して、ヨンファはそばにある待合室の中に入った。
かけてきたのは中堅看護師で、何かあったのかと内心慌てたが、ある男性患者の治療方針を再確認したいという内容だったことに、ホッと胸を撫で下ろす。
質問に対して的確な指示を与えると、勘のいい看護師は即座にヨンファの言いたいことを理解してくれたようだ。
機転を利かせてくれるから、いつも有難いと感じていた。


こちらの都合で急に辞める選択をしたにも関わらず、病院側から快く送り出してもらえることにヨンファは多大なる感謝をしている。
礼を尽くして、困った時にはいつでも連絡を取り合えるような良好な関係を今後も維持していくつもりで、その為の努力は決して惜しむべきではないと思うのだ。
五分ほどで通話が終わると、ヨンファはミニョクの病室へと踵を返した。


「馬鹿に馬鹿と言って、何が悪い」


スライドドアを少し開けたところで、いきなり不機嫌そうな低音が耳に飛び込んできた。


「ひどい言い草だな……。この話、何度目だよ。いい加減しつこい」


一瞬、中でふたりが喧嘩でもしているのかとドキリとしたが、ミニョクは苦笑混じりで上手いこと躱している。
普通の声のトーンで交わされる会話でも、静寂に満ちた病院内なので、どうしても聞こえてしまう。
同い年のジョンシンとミニョクは、ほぼ同時期に部屋住みとして組に入ってきた経緯もあり仲がいいのだが、先ほどまでとはどこか病室の空気が変わったような気がして、中に入るのがひどく躊躇われた。


「報われねぇのに、馬鹿なんだよ、お前は」
「いいんだよ。毎日、訪ねてきてくれてるしね。それだけで十分」
「よくねぇだろ。自分だけが痛い思いしてよ。命に別条がなかったから良かったものの、一歩間違えればどうなっていたか分かんねぇんだぞ」


ミニョクがジョンヒョンを庇って、その身に銃弾を受けてしまった時の話をしている。
吐き捨てるようなジョンシンの台詞のあとに、思い切り溜息をついたのが分かった。
その怒気がいかほどのものか、普段よりも低めの声から伝わってくる。


「ヒョニヒョンが無事なら、それでいいんだ」
「あー、見てらんねぇなぁ。アイツに言ってやろうか?」
「絶対に余計な真似はするなよ。俺が勝手にしたことなんだから」


その会話の意味をようやく理解した瞬間、ヨンファの思考が停止した。
盗み聞きするつもりは決してなかったのだ。
でも、今はひどく後悔している。
聞いてはいけないことを聞いてしまった。
何食わぬ顔をして戻り、ふたりに声をかけていれば、ここまで踏み込んだ内容の話を知ることはなかっただろう。


――そうだったのか……。今まで、まったく気づかなかった。


足が強張ったように、ヨンファはその場から動くことができなかった。





To be continued





にほんブログ村 BL・GL・TLブログ 二次BL小説へ
にほんブログ村

ランキングに参加しています♡バナーを押していただけると、励みになります♡♡
スポンサーサイト



haru
Author: haru
CNBLUEのBL小説を書いています。CPはシンヨン&釜山ズ&ミニョヨンです。ヨンファ溺愛主義でとんでも妄想ばかりですが、愛だけはぶっこんでいます。
話のトーンはほのぼの、甘々、コミカル、シリアス、切ない系。ハピエンオンリーです。
基本マイペースでランダム更新。妄想は思いつくまま、気の向くまま。R18の内容が含まれているため、未成年の方、苦手な方は閲覧にはくれぐれもご注意下さい。
尚、当ブログに掲載している作品はすべて私個人のオリジナルですので、模倣、転載等はご遠慮願います。

Comment(10)

There are no comments yet.

-

管理人のみ閲覧できます

このコメントは管理人のみ閲覧できます

2017/01/25 (Wed) 21:12

-

管理人のみ閲覧できます

このコメントは管理人のみ閲覧できます

2017/01/25 (Wed) 22:02

-

管理人のみ閲覧できます

このコメントは管理人のみ閲覧できます

2017/01/26 (Thu) 08:29

haru

i*****さん

こんばんは♡
ジョンシンのこと、ありがとうございます(TωT)
画像が格好良すぎて、文章で表現するまでもないのですが、もう書かずにはおられませんっ!
私の頭の中にあるジョンシンをいかに上手く描写できるか必死になってしまい、「早く話を進めなさいよ」ともう一人の自分が突っ込みを入れてきます……。
私の手のひらで躍らせてるなんてとんでもなくて、私の方がジョンシンのイケメンっぷりにメロメロにされて、何度キュン死してることか♡♡

ついにヨンが知ってしまいまして、ここからですね。
当初はもっと早くこういう展開にするつもりでしたが、少しは極道らしいシーンも入れなきゃとチルソン組を長く引っ張ってしまい、やっとこさです。
登場人物それぞれの心理描写を掘り下げて書くからゴールはまだ先ですが、何とか頑張ります。
ネタバレになるので控えますが、すべてが終わってi*****さんと「こうでしたね~」と語り合いたいです!

PC版のブログは昨年の11月にちょこっとバージョンアップしましたが、スマホと携帯版はほとんどノータッチ状態で、昨日、スマホのテンプレートでオシャレなものを見つけて変身させました♪気に入っていただけて良かったです♡
癒しは必要ですよね。
昨日の香港でのヨンがめっちゃ可愛くて、狂喜乱舞しました。
栗色の髪がすごく似合っていて、少し痩せたのかな?スリムなままでいてほしい、これ以上鍛えないでほしい、昔の体型に戻ってほしいと、いつもいつも心の中で思っております。
私の話が安定剤になっているととても嬉しいのですが、逆に動悸の原因とかになったらごめんなさい(-ω-;)

寒いからかいつもより眠くなってしまいますが、瞼と脳味噌以外はめちゃめちゃ元気なので、変わらずマイペースで進めていきますね。i*****さんも風邪を引かれませんように♪
隣県はインフルが流行ってるみたいで、長女が具合悪そうに学校から帰宅しましたよ。
熱も出ており、ただの風邪であってほしいなと思います……。

2017/01/26 (Thu) 21:13

haru

ふ*******さん

こんばんは♡
読んで下さり、どうもありがとうございます♪
ジョンシン、格好いいですよね♡♡
いつも完璧なコーディネートでバッチリ決めてて、数えきれないくらい萌え死んでます(≧ω≦)

な、何と、ミニョはヨンのことを好きだと思っていらっしゃったんですねΣ(・ω・ノ)ノ!
8話、12話、13話でそれとなく匂わせていたのですが、私の筆力不足でした(TωT)
ここからどうなるか、見守っていただけると嬉しいです♡
毎日泣きたくなるほど寒いですが、ふ*******さんもどうか風邪を引かれませんように♪

2017/01/26 (Thu) 22:02

haru

t*******さん

こんばんは♡
t*******さんもミニョクの好きな相手がバニだと分かりませんでしたかミ(ノ_ _)ノ=3
あ、あれ~?他にもそう思っている方がいらっしゃるのかな。
8話、12話、13話にそれとなく分かるように書いたつもりだったんですが、表現力不足ですね(TωT)
この四人にスンヒョンが加わるのでゴチャゴチャとしますが、何とかゴールを目指して頑張ります。

ミニョヨンも読んで下さり、どうもありがとうございます♪
書いていてかなり楽しかったので、また落ち着いたら続きもアップしますね。
しばらく寒い日が続きますが、お互い体調を崩さないように乗り切りましょう♡♡

2017/01/26 (Thu) 22:19

-

管理人のみ閲覧できます

このコメントは管理人のみ閲覧できます

2017/01/27 (Fri) 01:46

haru

j****さん

こんにちは♡
ミニョがね……本当ですね(TωT)
以前に比べてミニョ愛が高まっているので、何とか全員を幸せにしてあげたいです(-ω-;)
j****さんはCPの選択肢が多いからいいですね。自分で書くとハマるっていうのは激しく同意します♪
チルソン組とやり合っている場面は書いていて楽しかったので、そう言ってもらえて嬉しいです♡
平和なシーンばかりだと、またああいうのを書いてみたくなりますね。

ジョンシンの女装姿にはビックリしました!
受けとして書かれる方にはさぞ堪らなかったと思います♡
是非、執筆活動を楽しまれて下さい(〃ω〃)

2017/01/27 (Fri) 12:54

-

管理人のみ閲覧できます

このコメントは管理人のみ閲覧できます

2017/01/28 (Sat) 20:50

haru

は*さん

こんにちは♡
読み返して下さって、どうもありがとうございます(〃ω〃)
シンヨンが大好きなので、久々に二人のシーンが書けて猛烈に嬉しいです。
嬉しいんだけど、好きすぎて何だか緊張しちゃって、思わず力が入ってしまいました。
続きを書きながらジョンシンに思いを馳せ、YouTubeでどなたかが作られた「Daisy」のとても素敵な動画を観るともうヤバくて、話に戻ってこれなくなります(-ω-;)
難しいですが、皆がそれぞれ抱えている想いを表現して、自分の思い描くラストをイメージ通りに文章にできればなと思っています。

毎年この時期は寒い上に通常業務以外にもやることがあり、なかなか落ち着きません。
三月に入れば、また少しずつエンジンがかかるかな。
は*さんも何かとお忙しいと思いますが、体調を崩されないようにお気をつけ下さいね♪
うちの長女、インフルのA型にかかってしまいました。
四日も学校を休まれるのは痛いですね。授業は大丈夫かとそっちが心配。←鬼母
次の冬からは、二人とも予防接種を受けさせようと心に誓いました。

2017/01/29 (Sun) 13:42